こんにちは♪ 動画の楽校の河野です。昨年度、中小機構大学校 虎ノ門セミナーでお話しした内容をご紹介しています。

WEB上での情報発信の大切さは、いろんなところで喧伝されています。

会社にとって、今やコーポレートサイトは会社案内パンフレットや名刺がわり、サイトがないと会社自体の存在が疑われるような状況になってきました。

理由は、“TV・新聞等のマスメディアより、ネット視聴が増加”とか、“潜在顧客がネット検索で、自ら情報を探している時代”だからとか、“従来型の宣伝は、一方的な押し売りで嫌われて効果がない”とか…。

ましてや、ネット上で営業売上を上げようとしたら、WEB広告屋さんが、最新の効果ある方法は、“ストーリー性があって、広告宣伝ではない、読者に役に立つ記事を定期的にたくさん発信すること”と教えてくれます。

一方で、「1分間の動画が伝える情報量は180万語、3,600のWebページ分に匹敵する(米国フォレスターリサーチ社のJames・L・McQuivey博士)」といった、動画による情報発信が有効という説もあります。

文章をたくさん書くのか、動画をつくるのか、さてどっち???
途方に暮れるかもしれませんね。そこで、改めまして…

「なぜ、動画なのか」。
一緒に考えてみましょう。

動画には、紙媒体やWEBページといったテキストでは表現できないことを表現できる特徴があります。

簡単にすぐ思いつくものでは・・・

1.「百聞は一見にしかず」
言語化が難しい内容の表現にうってつけです。

  
  例えば、複雑な機械の操作、
  料理での焼き具合といった見た目の変化など。

2.効果音や音楽がつくことで、感動的になります。
  
  例えば、結婚式のカップルのなれそめを紹介する
  写真スライドショー。しんみりとした有名ヒット
  音楽がBGMでつけられていて、ごく普通の二人の
  楽し気な姿だけなのに…とても感動してしまう、
  そんな経験ありませんか? 

3. 理屈じゃなく、感情をゆさぶるのに最適です。
  →“共感”を呼ぶのに最強。

  テレビでスポーツ選手が試合で泣いたりすると、
  心が動かされますね。
  視聴者は、“登場人物に無意識に自分を投影”しています。
  映っている人が笑っていると、見ている側も嬉しくなり、
  映っている人が苦しんでいると、見ている側も
  息苦しくなるのです。

  動画は、喜怒哀楽を表現して、共感してもらうのに
  最強のツールだということは、
  世界に評価されている“日本のアニメ”が証明しています。

次回は、上記の1.2.3を踏まえて「ビジネス動画」として、
 “こういう形式の動画であれば効果的”、という
3原則をお伝えしましょう。